吉村障子をご納品いたしました
2015/12/16
こんにちは、高山です。
寒さが本格的になってまいりました!
今年は紅葉が遅れているそうで、12月でもちらほら紅葉を眺められるのは嬉しく思います。
以前、本ブログでご紹介させていただいた「吉村障子」をご納品させていただきました。
http://idea-space-gr.com/blog/?p=2856
戸建をご購入の素敵なご夫妻の、リビングと和室に1窓ずつ「吉村障子」のご納品をいたしました。
ご依頼をいただいてから吉村障子について
色々とリサーチをさせていただき、不定期土日のみ開催の
吉村順三ギャラリー(東京目白http://www.yoshimurajunzo.jp/)に伺って
吉村順三さんの弟子の方に障子について思想・設計の仕方等お話いただきました。
基本的には決まりはないそうなのですが、窓に合わせてベストな設計が
必要とのこと・・悩みに悩み、建具屋さんに都度相談をしながら進めてまいりました。
吉村順三ギャラリー 障子の間
お客様にも仕様を都度ご相談させていただき、多大なお時間をいただきました。
そのかいがあり、大変素晴らしい仕上がりとなりました!
ご納品当日は大枠を製作いただき、ぴったりと納めるため、建具職人さんに現地での微調整、
確認をしていただきました。
しゃこしゃこ・・とかんなの音が静かに心地よく
響きます。薄く薄く削って微調整をしていきます。職人技です。
和室のご納品です。
今回は障子紙ではなく、アクリルワーロンを使用し、
長く使っていただけること、紙焼けがないこと、お掃除等お取扱いが簡単な仕上げにて設計しました。
引手はついておりませんが、厚みがある組子ですので手を添えて引いていただけます。
正面から見た際に、一枚の障子に見えますでしょうか?
吉村障子の醍醐味です。
長く見ているとつなぎ目がだんだんと分からなくなってくるようです。
LDKのご納品です。
和モダンを意識し、ダークブラウンのお色にて、木目を出した状態で塗装をしていただいています。
同じくアクリルワーロンを使用し、木の種類だけ変えています。
ホワイトの壁に浮いているかのような・・仕上がりとなりました。
キッチンからもよく見える位置ですので、奥様には毎日楽しんでいただけます。
窓枠に工事が出来ませんでしたので、上下を挟み込むように
障子レールを木製のオリジナルで製作いただきました。
今回お願いをさせていただいた建具屋さんのご協力なしには
ここまで精密に、美しく仕上がらなかったのではと思います。
双方共に出来上がりの姿を見たときに、安堵と共にとても感動いたしました。
お客様にも大変お喜びいただけ、ほっとしております。
これからも、お客様のご要望に、理想に近づけるご提案ができるよう力を磨いてまいります!
吉村順三さん、デザインをお借りました。
ご依頼はイデアスペースまで、お待ちしております。
本社ショールーム : 0120-277-733
東京ショールーム : 0120-536-633
東京office 高山