カーテン納品事例 

2014/01/31

 

東北地方の冬はご存じのとおり、長く、そしてとても寒いです。

 

今でこそ断熱サッシにペアガラスと気密性の高い住居環境になってきていますが

 

ほんの20年前位までは窓ガラスはほとんどが単層ガラスだったと思います。

 

しばれる夜や朝など、窓に近づいただけで寒く感じますし

 

外気と室温の寒暖差で窓ガラスには大量の結露が発生します。

 

そんな場合の対策としては

 

2重サッシにする、ガラスフィルムを貼る などいくつかの方法があります。

 

ですが、もちろんご予算との関係もありますから、お客様のニーズに合うようご提案をさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、築60年の木造住宅にお住まいのお客様から

 

『玄関からの冷気と結露を何とかしたい。けど予算はあまりかけたくない』とのご要望をいただきました。

 

 

居室の窓ガラスは2重サッシにリフォームされたのですが、玄関は昔のままでした。

伊藤3

開口が大きいですね~。確かに家の中に入っても、かなり寒いです。

 

リビングまでは距離はありますが、この冷気はそこまでも追っかけていくらしいです。

 

また、『玄関わきの窓も採光用にわざと何もつけずにいたが、夏は西日に悩まされ、夜は人目が気になる』とのことでした。

伊藤4

 

 

 

 

 

 

 

やはりここは、カーテンでしょ!!

 

厚めの生地で窓ガラスとの間に空気の層を作ってあげれば、体感温度はかなり違います。

 

 

 

家具やお部屋の雰囲気に合うようマットなこげ茶をご提案しました。

 

本当はご主人が「ナシュラルなベージュが良い」ということでしたが、ここは茶を強くお勧めしましたよ。

 

結果、雰囲気を損なうどころか、大絶賛をいただきました。保温効果もバッチリらしいです。

伊藤1

 

 

伊藤5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実に簡単な結果だったのですが、この工事にはオチがありまして・・・

 

 

玄関の窓は、出入り口の引違ドアの上にFIXの欄窓がありまして、その幅がびみょーに違っているのです。

伊藤3

さて、これをどうしましょうか・・・

 

欄窓に合わせて大きく作ったら、造り付けの下駄箱に思いっきり干渉してしまいます。

 

 

①変形型を作ろうか・・・②欄窓と出入り口と別々に作ろうか・・・(レール代が倍かかる…)

 

 

①は見た目が格好悪い ②は開閉がしづらい など金額も上がるうえ、どれも一長一短なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関を前にお客様と  う―――ん

 

 

 

 

 

 

 

 

大は小を兼ねる!大きく作りましょ!どうしても使いづらかったら、切っちゃえばいいんだし・・・

 

で、付けましたら、全然変じゃないんですよ。

伊藤5

 

全然ってことはないですが・・・思ったよりは下駄箱との干渉が気にならず、出入りにも支障はないようです。

 

散々奥様とあーでもないこ-でもないと、いろんな形を考えたのに、大笑いの結果でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお客様とは、長いお付き合いをいただいています。

 

タイルカーペットの納品から始まり、次々にいろんな箇所のカーテン掛替のご相談をいただきます。

 

都度都度、じっくりご要望をお聞きして対応していますが

 

「次はどこの何を頼もうかしら?また宜しくね」

 

そう言っていただくと、あ~この仕事をやっていて良かったなぁ。とつくづく思うのです。

 

綺麗ごとじゃなく、お客様に喜んでいただけたら、それだけでやっぱり仕事のやりがいに繋がります。

 

これからも、こんなお客様をたくさん作れるよう精進していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

どうぞ、住宅に関することは、何なりとご相談くださいませ。

 

スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

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本社office   伊藤